悪…闇部分も存在する。
優良な会社を選んで正しい手順を踏めば、ファクタリングは非常に画期的かつ有能な資金調達法として心強い存在となってくれると思います。
しかし、お金に困っている状況で早く何とかしなければいけない…と焦ってしまえば、正常な判断ができなくなり、そのような人をカモにする悪どい集団はいつどこにでも存在するのです。
ファクタリングだけに限った話ではありませんが、パッと見まともな会社を装った悪徳業者もいれば、根っからの詐欺集団のような会社も存在するのが実情です。
では、そのようなファクタリングにまつわる、悪徳業者や詐欺集団の存在や様々なリスクなどについてお伝えしたいと思います。
闇金…
闇金と言えば誰もがその危険性を理解しているはず…
一度手を出したら最後、出資法の制限を超える法外な利息で人権を無視し骨の髄まで搾り取られる。
約20年ほど前の消費者金融の全盛期、個人の多重債務者を相手に闇金は猛威を振るい、社会問題
となり規制や取締りが強まると一時は静かになったものの、最近ではファクタリング業者を装った
闇金が出てきた。売掛金の売買と見せかけ、先払い金を【融資】として渡し、返済に法外な利息を
つけるのがその一般的な手口だ。もちろん違法だが、その被害に遭った経営者は決して少なくはない。
ファクタリング詐欺
闇金のように法外な利息を取るまではいかなくても、契約の段階で手数料の他に「手付金」や「保証料」などといった存在理由のよくわからない名目の料金を上乗せしてくるような悪徳業者も存在する。
借りる側による詐欺
ファクタリングによる詐欺事件の事例は、上記のようなケースに限りません。顧客を装った詐欺師がファクタリング会社を騙すような場合も!
また売掛債権の二重譲渡という例があり、2社間ファクタリングの盲点をついた詐欺です。1つの債権を複数のファクタリング会社に売却してその代金を受け取り、逃げてしまう。当然ですが2番目、3番目に債権を買取った会社は代金の払い損(持ち逃げ被害)になる場合が多いです。もちろん二重譲渡は犯罪です。ファクタリングは銀行融資より審査が甘いと言われていますが、このようなリスクがあるからこそ、ファクタリング会社も売掛債権の存在確認及びその審査は慎重に行うのです。
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