ファクタリングの仕組みから注意点、リスクなどについて充分な理解をした上で利用を決意した方にとって、一番大事なになるのは「会社選び」になります。会社選びを適当にしてしまうと思わぬ被害を受ける可能性も十分にあります。
ここでは、会社選びで失敗しないために大事なポイントを紹介していきます。
会社のHPがきちんとあるか?
会社のホームページのチェックは重要です。見やすく、わかりやすいホームページを用意している会社はやはり利用者目線に立てる優良会社であることが多いです。
その他、会社概要に必要な情報がしっかりと記載されているかどうかも注意して見るべきポイントです。
手数料金の記載はきちんとしてあるか?
ファクタリングを行う上で手数料は必ず明確にしておく必要があります。
手数料には2社間3社間それぞれの相場があり、悪徳会社は利用者側の無知につけこんでその相場を逸脱した法外な料金をふっかけてきます。
場合によってファクタリングは数百万円単位という大きな金額の取引となるため、相場をしっかり理解した上で、少しでも手数料が良心的な会社を選ぶようにしましょう。
実績と信頼
利用者を満足させるだけのサービスを提供し続けていなければ、リピーターが増えずに先細りとなり潰れてしまいます。
悪徳会社は短期間で新規の利用者から取れるだけ搾取し、悪評が広まるとすぐに潰して別の会社として再建するということを繰り返し行っています。
契約前の面談はきちんとある?
電話や問い合わせフォームからの問い合わせの段階では利用者とファクタリング会社側が顔を合わせることはありません。
実際契約となれば、顔を合わせるのが一般的です。お互い相手がどんな人間なのか?またどんな会社なのか?わからないまま大きな金額の契約など結ぶことはできないですよね?考えてみれば当然のことだですよね。大きな金額の取引を顔合わせる事なく行うのは怖いことだと思います。利用者側からすると、顔合わせない方がいい…という方も多いですが、面談がを行うファクタリング会社の大半は、初回のみ顔合わせで次回からは郵送で契約を交わせることができます。
悪徳会社は割とこの面談を省こうとしてくる場合があります。
もちろん優良会社でも面談を行わない会社もありますのでホームページなどを参考に優良会社か?悪徳会社か?見極めが大事になってきます。
契約書の発行
2社間3社間それぞれによって契約の方法は異なりますが、いずれにしても契約を交わしている以上契約書はしっかり発行しておくのは当然のことです。
いざというときに契約書がないせいで泣き寝入りするはめに・・・なんて事態を未然に防ぐためにも事前にしっかり内容を確認した上で契約書を交わす必要があります。
契約書を交わすには手間や時間が多少なりともかかる。
焦っているからといってこれを省くことを提案してくるような悪徳会社の口車に乗ってはいけません。
契約後のお話
契約も無事交わすことができました。何よりも売掛金を予定よりも早く現金化することにより当面の窮地は回避することができた!!としても…その売掛金はすでにファクタリング会社のものとなっているため、自社の運転資金として期待をしてはいけないません。
2社間ファクタリング
2社間ファクタリングは取引先に対して、債権譲渡の通知を行いません。
ですので取引先債権者が変わったということを知らない状態のまま売掛金の支払い期日までに利用者に対して入金をします。そして入金を受けた利用者はすみやかにこの金額をファクタリング会社へと支払う義務があります。
いくら状況的に苦しいからといって、このお金はファクタリング会社のものなので手をつけてはいけません。
3社間ファクタリング
3社間ファクタリングは債権の譲渡を債務者である取引先にも通知、また承諾を得た上で行われます。なので売掛金は支払い予定日までに取引先からファクタリング会社へ直接支払われることになります。利用者は売買契約が成立し、手数料が引かれた分の金額をファクタリング会社から受け取った後に支払いなどの義務を負うことはないありません。債権が利用者からファクタリング会社へと移動したことがわかる取引形態であるです。
悪徳業者には要注意
もし、売掛債権支払の分割払いを提案してくるようなファクタリング会社があれば要警戒だ!!
ファクタリングは貸金業ではありません。そのような許可も取っていない以上、分割払いにするにしても利息は取れません。分割払いにすることはファクタリング会社にとってリスクしかなありません。それなのに分割払いを勧めてくるような会社は・・恐らく高い割合でファクタリング会社の皮を被った闇金でしょう。
ファクタリングの支払いは基本的には一括。これは前提として知っておくべきです。
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